通学日記

2004年5月13日（木）　Vol.03

数年前、ロジャースを勉強したことがあった。

その時ロールプレイでカウンセラー役をしたが、クライエントの相談内容が、自分の出来事と重なって、クライエントの話を聴くことができなくなってしまった。

ロジャースのカウンセリングは、次の4つの要素がポイント。

1. 傾聴（聴く）
2. 受容（受けとめる）
3. 共感（クライアントに添う）
4. 自己一致（自分の心の中が一致している）

まずは、人の話に耳を傾ける（傾聴）が大切なので、ロールプレイで練習となった。

みんな初心者なので上手くいかないのは当たり前だけど、今回も傾聴の難しさを目の当たりにした。

私は、以前の失敗から毎日の生活でも、時々意識してやることにしている。

これが結構勉強になる。

普段の生活で、人の話をじっくりと聴く。

これは、他のカウンセリング論でも言い方を変えて良く出てくる。

その時、自分の考えや意見をしたくなるけれど、「私は今、聴き役なんだ」と意識するだけで意外と集中できる。

自分の意見は後で「どう思う？」と聞かれてから伝えればよいし、話したいと思っている人は、途中で意見を言っても、心に受け入れるように聞いてはいない。

話したいと思っている時は、話を聞いて欲しいからしゃべっているのだから。

これは、みなさんにもおすすめです。