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通学日記

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クレヨン画で自己開示

2004年6月3日(木) Vol.06

今日の授業では、クレヨンかクレパスを使って画用紙に絵を描いた。

今後、箱庭療法やコラージュについての講義も予定されており、その前段階として、絵を用いて自分を表現するという方法を体現しようというものだった。

テーマは「夏を思う」「鳥の心」「幼い日のこと」「フリーテーマ」のいずれかで描く。

テーマに沿って、上手い下手を意識せず思いのままに描く。時間は20分。

一人ずつ、描いたものを説明しながら発表した。

それについて他の方から質問や感想を述べていった。

これから夏を迎えるという時期的にも、「夏」を意識した人が多かったようだ。

夏と幼い日というイメージが重なり、夏の幼い頃の出来事についてのものが目立った。

海、夏、暑い日、盆踊り、海の中、スイカ、子供時代の自分、海を見ている景色、山、庭先、子供時代の家の中などなど、自然の中のものが多かったように思う。

やはり、夏休みのイメージもあったのか、昔は自然が多かったからなのか、現代の子供が描いた夏のイメージと比べてみたい気がした。

鳥をテーマに描いた方は一人、フリーテーマの方も数名だった。

その場面では、他に人がいる設定なのに、人物を一人だけ描いたもの。人物を全く描かない人。全体の風景が印象的な人など。

大勢でいる方が好きな人でも、絵に描くと自分一人しか描かなかったり、その逆で一人が好きな人が大勢な人を描く場合などもあるそうだ。

絵を描く狙いは、絵を通じて自己開示するという意味だそうだ。

絵を使ったほうが表しやすいということなのだそうだ。

カウンセラーとしてカウンセリングを行うにあたって、自己開示できて初めて人の話が聴けるというお話があった。

絵を通して自己表現することは、言葉で表現しにくい微妙なニュアンスを知る事が出来たり、言葉のボキャブラリーが少ない子どもなどにも、応用できるのだろうと思った。

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