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変身ファッションショー 違う自分になる

2004年7月22日(木) Vol.13

今日で、1学期が修了する。毎年行われているという変身ファッションショーがあった。

ファッションショーの主旨は、「普段絶対チャレンジしそうにない服を着て、いつもと違う自分になってみる。」というものだ。既成概念から離れてみるということだろう。

ひとりずつ、前に出て服について一言述べて行く。

皆、慣れない恥ずかしさと、いつもと違うお祭りの雰囲気にウキウキとしている。

ミニスカート、ドレスや、制服、息子と同じ格好やら、チャイナ服、ヘソ出しルック、随分遠ざかっていたスカートなどなど…皆悩んで決めた様子がうかがえる。

しかし、女性だものおしゃれをするのが大嫌いという人はいないのだなーと思ったりした。

ひとしきり、お祭り気分が終わると先週の宿題を通して思ったこと、または学校に来てから思ったこと(変わったこと)をテーマにひとりずつ話す。

先週の宿題とは、1週間の生活記録をつけること。1日うちの何時に何をしていたか、自分自身の時間の使い方を客観的にチェックしてみることが目的。そして、1週間を振り返り所感も書き記す。

1番目にあたった方は、朝から家事を完璧にこなすようで、先生からやり過ぎなどと言われていた。

確かに家事はやろうと思えば際限なくできるが、手を抜けばいくらでも手抜きできる。

食べなければ死んでしまうが、掃除しなくても死にはしない。

学校に来たのをきっかけに、今までの自分が培ってきたものからステップアップした人。新しいことを始めた人。漠然とした目標を明確にした人。自分の問題に手を付け始めようとする人。自分が今まで語らなかったことを話す人。迷いのある人。さまざまな変化について話が出た。

先生の話の中で、裁判の陳述書についての話があった。それは、状況が目に見えるように書くということだった。

これはすごく大事だと感じた。それは陳述書に限らず、話しをするとき、聞くとき、誰でも主観によるものになるが、劇中の台本のようであれば真実がありありと浮かんでくる。

例えば「Aは優先席で携帯電話で話しているBに注意した。」これを具体的にしていくと、
「優先席の前でつり革につかまり立っていたAは、優先席に膝を組んで浅く座り、携帯電話で話しているBに向かって、右手一指し指をさして、大きな声で何々と注意した。」というような感じだろうか?

ここでは、「何々のような嫌な感じで」などと言う表現は省かれることが重要なのだと思った。

主観的なものは、事実とは違う、その人が感じ思ったことだからだ

カウンセリングの具体化にも繋がるものだ。

先生が企業研修を行った際のお話もあった。

定年離婚などということが多くなった昨今、妻の意識と夫の意識は大きく異なる。夫は妻の考えていることがまるでわからないというのが実情のようだ。

家事を全くしない夫と家事をする夫、共働きであると夫も家事をすることが多いようだ。

そこでの意識の違いも浮き彫りになる。

私が良く耳にして思うことは、夫が家事をやる家庭でも、夫は「やらされている。」と話し、
妻は「やってもらっている。」と話すことだ。

これはおかしい。夫は自分の会社の仕事について「やらされている。」とは言わないはずだ。

家庭も組織のひとつで、自分もその構成員であるはずなのにやらされているとは無責任な発言である。

妻の「やってもらっている。」も同じことだ。

家庭では同等の構成員であるはずなのに、自分が社長かなにか責任のある所から物を言っているようだし、
自分がやるべき仕事を分けてやってもらっているという意識なのだろう。

当人達の意識がすれ違っているのだから、互いに不満がでるのは当然のことだ。

夏休みを期間中にまたまたいくつかの宿題が出た。やっぱりオチオチ休めないのね。

さっさと済ませて気兼ねなく休みたい。

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